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4月CPIの数字は驚きを呼びましたが、それ自体が政策変更を迫るほどのインパクトを持つとは思いません。物価上昇はエネルギー価格のベース効果に加え、自動車(とりわけ中古車)が押し上げました。前者は予想されていましたが、後者は予想外だったという話ですが、これは半導体そして労働供給の制約によるものです。いずれも永続性を持つものではないでしょう(悲観的なシナリオはいくらでも描けますが、一般的には)。

その上で雇用です。コラム中でも掲載していますが、未だ820万人が景気の山から起算して雇用喪失したままです。これはリーマンショックの最悪期と大して変わりません。夏場以降、雇用回復はペースを早めるでしょうから、まずはそれを確認してから、ではないでしょうか。
中古車と雇用について。

中古車について、原文のスライド8に寄与度含めてある(①)。全体の構成比では2.76%だが、それが季節調整済みで+10%(非季節調整で前年比+21%)。なお前年がコロナ真っ只中なので異常値がないか見てみたが、季節調整済みで-0.5%なのでそういうわけでもない。
②でコメントしたが、中古車は資産。中古車価格が上がると新車購入のキャッシュアウトが減る。ただ、今は中古車価格上がっても新車が半導体問題で買いにくい。新車が買いにくいから中古に出回る車も減って、需給がタイトになってこの状況になっているのだと思う。逆に半導体が確保できて新車が増えていくと、中古価格も落ち着くのではないだろうか。
https://www.bls.gov/news.release/pdf/cpi.pdf
https://newspicks.com/news/5788834

雇用については、記事グラフが分かりやすい。過去とは違う失われ方と回復の仕方。でも依然大きく失われているし、また雇用がないのではなくミスマッチも起こっている(③)。コロナ対策での失業給付が終了していく(④)。給付がなくなり働き始めたり、一方で実質の手取りが減って消費が減るなど、どういう影響が出ていくか注視。
https://newspicks.com/news/5838707
https://newspicks.com/news/5846682
ヘッドラインに付け加えるとすれば「当面は」という言葉でしょうか