大麻草を原料にした医薬品 国内での使用解禁へ 厚生労働省
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大麻はがんや難病など医療用での効能が高く、欧州ではSativex、米国ではEpidiolex(米FDA認証)が広く使われています。どちらも英国のGW製薬の製品です。グローバルの大麻市場では医療用がその7割を占めます。嗜好用は合法地域もカナダや米国の一部の州など限定的なので3割程度。
大麻成分はいろいろあるのですが、有名なものが2つ。
CBD:リラクシング効果や痛み・不安を軽減する。日本でも流通している大麻の茎(麻:繊維)や種(発芽防止処理済、鳥の餌)からも抽出可能。
THC:ハイになる効果。嗜好用大麻が合法の国・地域でのみ流通。葉や花穂など。日本ではもちろん所持・使用・売買すべて禁止。
医療用の場合はCBDが該当します。日本では2020年4月に厚労省がオイルなどのCBD製品の輸入基準を明文化したのが記憶に新しいです。「解禁」とありますが、まずは嗜好用との違いを明示することが重要です。
注目のコメント
今回の有識者会議でのメインテーマが医療大麻の是非です。
「医療大麻」と聞くと医療目的であれば大麻草を所持使用しても良いような印象を受けますが違います。
エピディオレックスというCBD製剤を指し(THC入りのサディベックスもありますがいずれにしても乾燥した大麻草ではない。)ます。
日本では、戦後にできた部位規制にこだわることで、成分規制が難しくなってきていますが、今回の議論ではTHCについては厳罰化の方針も見えています。
国内のCBD事業者として、サプリメントや化粧品としてのCBDと医薬品CBDとの間でどのような食薬区分ができるのか注視していきたいです。日本も医療大麻解禁ですねぇ。アジアではタイがこの市場をとると思ってます。
こんな事業を展開してます。
https://weedhub.asia/