ソフトバンクGの孫社長、後継者問題「難しい」-早く見つけなくては
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孫社長がいう「後継者の条件」の中で特に難しそうなのが「技術に対する強い関心や意欲を持つ」ではないでしょうか。
これは、技術者的目線で技術に興味を持つのではなく、その技術の進化の可能性と、それによって社会に与える変化の可能性を見極められることにあると考えます。
そのうえで、うまくいかなくても、開発をやり続ける忍耐力が必要になります。
よく「成功するまでやり続けたら成功する」と軽いトーンで述べる人がいますが、それが難しいのです。
そのためにはファイナンス面への理解、つまりリスクへの理解が必要だと考えます。
不世出の経営者の後継者となるのは並以上の人間でも難しいことですが、誰か出てきて欲しいですね。1. Plan B=後継者が見つからない場合、いずれかの時点でMBOしファミリーのための資産管理会社にする。昨年の自社株買いはアクティビストの圧力を受けた形であるばかりではなく、将来のMBOの予習だったのではないか。
2. いま考えてみてもウーバーへの出資のやり方は拙速すぎた気がします。地域・業界・成長ステージを適切に分散しながら投資を続け知見を常にリフレッシュすることが必須。持続的な投資会社としてあるべき姿になった気がします。ウォレン・バフェットは「仕事中に死にたい」と言っているそう。おそらく孫さんもそうでは?ナイキやオラクルも日本電産もそうでしたが、非情ですが何人か試して見つけるんでしょうね。