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ガザへの本格的な地上侵攻は2014年以来だと思います。
それ以前の2005年、イスラエルはガザ占領が重荷になったために、ガザ内にあったユダヤ人入植地を撤廃し、占領のリソースをヨルダン川西岸に振り向ける「ガザ切り離し/封鎖」を行いました。しかしその後、ガザを実効支配しているイスラム組織ハマスのロケット弾の性能が格段に向上し、かつてはせいぜい10キロほどだった射程がテルアビブなど大都市部に届くまでになりました。そうして切り離したガザに再びイスラエルが引きずり込まれているのが最近の状況です。
今回、そういう状況を生んだのは東エルサレムという、イスラエルが中東戦争で占領し、併合した場所でのイスラエル治安部隊とパレスチナ人との衝突が発端です。ユダヤ教とイスラム教双方の聖地があるこの場所をイスラエルは自国の首都の一部だと主張していますが、国際社会は認めていません。
かつてならパレスチナ問題ではアメリカやエジプトが仲介役を果たしていましたが、トランプ政権時代に明らかにイスラエル寄りの政策を取ったアメリカは中立の仲介能力を失い、エジプトはじめアラブ諸国もイランの影響力拡大という中東の新しい構図に気をとられてパレスチナ問題への関心は大きく落ちています。止め役がいない、非常に危険な状態だと思います。
イスラエル軍によるガザ地区への攻撃(空爆だけではなく、地上からの砲撃が増えています)による死者は103人、ガザ地区からイスラエルの諸都市へのロケット弾攻撃による死者は7人です(日本時間午前5時くらいのことなので、今はもっと増えています)。
 ガザ地区側からの攻撃では、自爆ドローンも投入されていますが、これによる死者はまだ出ていません。
 それから、暴動というか、ユダヤ人の集団が鉄パイプなどを持って徘徊し、パレスティナ人の住む家を1軒ずつ回って殺していく、といった活動による死者も増えています。

徘徊するユダヤ人の集団
https://twitter.com/nanninenashef/status/1392542269706809344
殺害されたパレスティナ人
https://twitter.com/rulajebreal/status/1392572776159002629
テルアビブで取材中のJNN/TBSテレビ記者の取材、ノーナレ版です。

https://youtu.be/QGWwQP42g24
多国籍、あるいは国際機関が治安維持部隊を投入すべき時期にきている。
トランプ前政権は、アラブ諸国とイスラエルの国交正常化を仲介し、UAEとバーレーンは外交関係を樹立、スーダンとモロッコは国交樹立で合意した。イスラエルを承認する国は、エジプトとヨルダンの2カ国から6カ国になった。今回のイスラエル軍のパレスチナ人への攻撃について、これらの諸国はどういう反応を示すのだろうか?それにしても、イスラエルはコロナを抑制した国として注目されてきたわけだが、コロナが沈静化すると、もうこんな状況になってしまうのは、あまりに悲しすぎる。