【最先端】東大発ベンチャーが仕掛ける「衛星画像」のサブスク
- 衛星による地球観測網
- 「どこで何が起きているか」一度に把握
- 安全保障だけじゃない
- ニーズに合わせたサブスク
- 宇宙利用のプラットフォームに
- 開発にかかる時間とコスト
- 打ち上げ費用は「2億〜4億円」
- 日本の宇宙ビジネスは「恵まれている」
- 宇宙はビジネスとして魅力な場所
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お、アクセルスペース!日本の宇宙ベンチャーで実績をいちばん出しているのは恐らくここでしょう。話題にはなれどまだ宇宙に何も打ち上げてなかったり売り上げを殆ど出していなかったりの会社が多くある中で、ここはすでに衛星を10機近く製造・打ち上げしており、この画像サービスの提供も始めています。ちょうど昨日、シリーズC調達のニュースがありましたね(NewsPicksではスルーされてましたが笑)出資元であるスパークスの宇宙ファンドの技術アドバイザーとして少しだけお手伝いさせていただきました。
実績に比して名前が知られていないのは、中村さんが商売人ではなく技術肌の人で、あることないことを大風呂敷を広げて売り込む子が苦手だからかもしれません。逆に言えばしっかり技術に根ざしてやってきた会社です。
実は中村さん、中須賀研の3つ上の先輩で、学生時代はいろいろと教えていただきました。2年ほど前にインタビューした記事があります。メディア受けするタイプではないかもですが、信念とビジョンを持っている人です。
前編 行きたい会社がなければ、作ればいいんだ
https://note.com/pequod_crews/n/n3f229bd134f7
後編 宇宙産業という言葉をなくしたい
https://note.com/pequod_crews/n/n602b1ca7fcbb
心配なのは財務.社会的な後押しもあり資金調達は順調なので,すぐにどうということは無いですが,いつ黒字化できるか.
記事にあるサブスクサービスが以下の「Axcel Globe」
https://www.axelglobe.com/ja/
料金体系が分からないのですが,なぜ画像の売り切りではなくサブスクリプションなのだろう.
たとえば,昨日ニュースに挙がった「衛星画像ICEYEが「1万平方キロ」をカバーする画像サービスを始動」
https://newspicks.com/news/5849210
ですが,どういうサービスかは記事を見る限り分からないのですが,以下を見るとデータの注文販売のようです.
https://www.aw3d.jp/products/iceye%E8%A1%9B%E6%98%9F%E7%94%BB%E5%83%8F/
アクセルスペースがサブスクにする理由は,私が考えるに衛星の数はまだ少なく(撮影頻度が少なく),ICEYEのSARなどと違って可視データなので日照,雲などの天候に画像が左右されるために,画像の質が確保できないことにあるのではないか.そのためにサブスクにしているのではないかと思う(私の勘ぐりです).
要は,今後,衛星開発を促進し,コンステレーションの規模を上げて撮影量・データ量と頻度を上げていくことに期待し,そうしないとビジネスとしての成立は難しいのは無いかと感じている.
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