[ロンドン 13日 ロイター] - 英イングランドで、新型コロナウイルス感染症の罹患(りかん)率が3月から半減したことが、インペリアル・カレッジ・ロンドンが13日公表した調査で分かった。迅速なワクチン接種が奏功した。ただ、変異株が依然として脅威となっている。

感染者数は1000人当たり平均1人に減少した。

調査はイングランドで4月15日─5月3日に行われ、12万7000人超の参加者が検査を受けた。

イングランド全体の罹患率は3月の0.2%から0.1%に低下した。年齢別では25─34歳が0.21%と最も高かった一方、75歳以上が0.05%で最も低かった。

感染者の92%は昨年イングランドで最初に見つかった変異株「B.1.1.7」、7.7%はインドで最初に見つかった「B.1.617.2」への感染だった。