ソフトバンクG、純利益国内最高 4.9兆円、株高恩恵
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素晴らしいですね!
一部のアナリストからソフトバンクGに対して「含み益頼み」「投資会社の性質が強いので・・」等のポジティブではない発言が稀に散見しますが、どこの日本企業も達することができない領域の成果を出している現実に日本人として誇らしく感じます。
注目のコメント
SBGは投資会社ですので、利益の9割はIFRSにおける保有株式の時価評価によるものです。よって事業会社と数字をそのまま比較するのは適切ではないでしょう。もちろん、数字自体は桁違いで凄まじいものがありますね。
ビジョンファンドは外部LPが拠出する4兆円について、毎年元本の7%を優先的に固定配当する珍しい仕組みです。つまり、未実現利益だとしても先行してキャッシュアウトが発生します。事業面でのグループシナジーを目指すと一定の支配力を保たなければいけないため、通常のファンドのように全株売出しのようなことがやりづらい。とにかく上場させてその売出しで換金しつつ評価額を上げる。この循環のペースが保てるかがポイントでしょう。NAV、つまり純資産がYoYで+20%、4.4兆円増えて26兆円となった。
コロナDXブーム+過剰流動性によるテックセクタードリブン米国株高による。
NAVうちアリババ4割強、ファンド事業25%
恒例の「一枚の絵」は創業の地、九州の片田舎の古い写真、それに4.9兆円という数字を重ねたものだった。やや「らしくない」過去を振り返えるような印象を受けた。
何といっても韓国ECクーパン、これがでかい。
これだけで4.9兆円うち単純計算で半分の2.5兆円の含み益。
ただ同社株価はいまそこから3割はげ落ちてるので、それだけSBG利益も瞬間風速はげ落ちている、そういう性質の利益。
同様に宅配ドアダッシュとUberも割合が大きいし、もっと言えばいまだにNAVの4割強のアリババも含めて、資産・利益構成が大きなものはAIはほとんど無関係のオンラインサービス業が主体となっている。
とまあ、色々書いてもやっぱり凄いのひとこと。日本の宝だと思う。別の記事でもコメントしましたが、ソフトバンクグループは投資会社なのだから、事業会社の当期利益と比較しても意味がない。
事業会社の当期利益は、当期に稼いだcashという意味合いに近いが、投資会社の当期利益は、当期の保有株式の時価総額の増加分という意味合い。
時価総額は、各期に稼ぐであろうCashを現在価値に割引いて計算されるから、事業会社の当期利益の10~20倍のスケールになる。
なので、投資会社の当期利益は、事業会社の当期利益の1/10ぐらいに割引いて考えるべき。
ただ、時価総額を4.9兆円も増加する日本企業はほとんどないので、ソフトバンクグループはやはり素晴らしい企業です。