ニューノーマル時代の労働市場と日本の「学び直し」における課題
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ビジネスのあり方や雇用環境が大きく変化するウィズコロナの時代、働く個人は今後必要となる新たなスキルを見極め、リスキル(学び直し)・アップスキル(技能向上)に取り組んでいくことが欠かせません。世界経済フォーラムの2020年年次総会では、第4次産業革命によって新たなスキルを習得するために、2030年までに、より良い教育、スキル、仕事を10億人に提供できるようにするというイニシアチブが発表されました。
Adecco Groupでも、2030年までに500万人の人々のリスキルとアップスキルを行うことに取り組んでいます。
今後の経済・雇用環境の変化と、日本における学び直しの課題について、有識者にうかがいました。今後ジョブ型になる上で、企業で働く際の目標設定の仕組みも見直す必要があると思う。
昔から言われることだが、デザイナーやエンジニアなどのスペシャリスト系は定量目標を作りにくい。
逆に作ってしまうことで失敗も大きな成功もない無難な仕事で終始してしまうことの方が多いと感じる。
企業はまずスペシャリストを正しく評価できる人を雇用もしくはアウトソーシングして、企業課題にフィットする能力を持つ人を雇えるようにした方がいい。
その上でスペシャリストには目標設定ではなく、アウトプットの要求とアウトプットに対する報酬を払うのかいいと思う。
多少アップorアウトの考え方になってしまうが、その方がみんな幸せに楽しく働けると思う。"大学院に行ったり通信教育を受けたりすることだけが学びだととらえずに、目についた本から読み始めてみることで興味・関心の幅を広げて、そこから独学にトライするなど、芋づる式に学びの機会を広げていけばいいのです。"
学び直しって、「リカレント教育=大学院」とかお金かかる何かではなく、もっと広く柔軟に毎日ちょっと何かを学ぶ、ことの積み重ねから生まれるんだと思っている。だからこそ政府系の取り組みとかは日常習慣の成果指標を用いてほしい。具体的に何ってのは出てこないけれども。
#リカレント教育 #キャリア