【トヨタ決算】激動の1年。「自動車」は、どれだけ売れたのか?
- コロナ禍でも「減収増益」
- 半導体影響は「限定的」
- EV販売目標は「倍増」
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まさにピンチをチャンスに変え+努力された結果でしたね。
[ハイライト]
売上高27兆2145億円
営業収益27兆2145億円
営業利益2兆1977億円
税引前利益2兆9323億円
当期利益2兆2452億円
原価改善の努力、諸経費の増減・低減努力により100億円の増益
[販売台数]
2021年3月期の連結販売台数764万6000台
トヨタ・レクサスの販売台数908万7000台
電動車(HEV、PHEV、BEV、FCEV) 215万5000台
トヨタの通期決算は、豊田章男氏の就任以来、初めて「社長不在」で行われました。
経営全般の話題よりも、技術面も含めた細かい説明をしたい狙いがあったものと思われます。
会見のハイライトの一つは電動化目標が示されたことでした。トヨタは「できないことは、宣言しない」というスタイルな上、あくまでEVが売れるかどうか決めるのはお客さんだ、というスタンスでした。
それだけに、このタイミングでEVの販売目標を従来の2倍としたのはサプライズでした。
詳しくは、拙稿をご一読頂けましたら幸いです。
環境対策の文脈で、EV(BEV)にやや重きが置かれすぎた時期もありましたが、LCAやエネルギー全体のバランスを鑑みてハイブリッドを再評価する動きも出てきています。
実際の販売動向を下記などで見ると、国・地域によってパワートレインの構成比はかなり違っています。日本市場でのEVはまだ少ないですが、欧州や中国向けの拡販が進む過程で徐々に導入が進んでいくものと思われます。
日本
https://www.aba-j.or.jp/info/industry/14322/
欧州
https://response.jp/article/2021/02/08/342925.html
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