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新聞紙面にこれらの言葉が踊らない日はないほどの盛り上がりを見せているサステナビリティやESG。これらを強力に推進していくことの重要性については論を俟たないところでしょう。
ただ、真のサステナビリティやESGがどういうものか、そして、企業がどのように取り組むべきかについては日本ではまだまだ十分に理解されているとは言い難い状況です。
この論点を展開していくためには、一見遠回りですが、株主価値経営の功罪についてしっかりと向き合う必要があります。
なぜステークホルダー資本主義への大きなうねりがやってきたのか。「3分解説」というタイトルのとおり、その背景を3分で網羅的に理解することができます。
週末の朝読むのにちょうどよいコラム。自信を持ってオススメです!
みなさん、是非ご一読を~♪
ESGについてはもはや法制化されたり脱炭素を求める判例が出始めているので、対応を怠ることはこれまでの商品ボイコットや役員の解任に留まらず、単純に法的なリスクにもなりつつあります。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKCN2D801D%3Fusqp%3Dmq331AQFKAGwASA%253D
不平等についてはアセモグル氏の「国家はなぜ衰退するのか」で米国とメキシコに跨るノガレスという街を例に説明されている通り、歴史的な政治経済制度にも起因します。そういった世界中で起きている制度の違いによる不平等を見てみぬふりをせずに民間企業も取引関係の見直しなどの経済活動を通じてメッセージを出すことで、世の中は変わっていくと思います。
格差の本質が何なのか、既にデータが明らかにしました。
実は、極端な格差は自然に生まれるのです。そこには、なんの理由もなかったのです。
だから意識的に平等に近づける努力が必要です。これは社会のあり方に大きな影響を与えると考えます。下記の記事により詳しく書きました。
https://toyokeizai.net/articles/-/430920
株主資本主義の功罪とステークホルダー資本主義の潮流に関して、オーバービューをとても分かりやすく、まとめていただいております!
また先を読みたくなる惹きつけられるサブタイトルが素敵ですね。
2020年1月のダボス会議にて創設者兼会長のクラウス・シュワブ氏が
「企業は今、ステークホルダー資本主義を完全に受け入れなくてはなりません。企業は単に利益を最大化するだけでなく、政府や市民社会と協力して自社の能力や資源を活用し、この10年の重要課題に取り組む必要があります。企業は、より連帯し、持続可能な世界の実現に積極的に貢献しなければならないのです。」
と呼びかけたのは、世界の潮流の一つの象徴的な出来事ですね。
ESG推進したければ長期目線(10〜30年)の時間軸で考えよ=同族企業でないと難しい、という話なのでしょうが、これらもステークホルダー資本主義や長期経営目線が浸透すれば変わると考えていますthx.
そもそも、現代における経済システムの根幹である資本主義と、社会システムの根幹である民主主義は、相性があまりよくない。資本主義はその成り立ちや構造からして能力の格差を生む一方で、民主主義はその成り立ちや背景からして機会の平等をうたう。結果として、格差と平等のはざまで、社会の分断が加速する。
ラディカルな言説も飛び交う領域ですが、なぜ今この状況が生まれているかを理解し、自分の言葉で語れる人が少ないのも事実。本質的な課題にウィットを加えて解説してくれる田中さんの講義、ぜひ受けてみたい笑
一体になった取り組みが必要ということでは。
ESGへの取り組みにもMVPが必要。