[ワシントン 11日 ロイター] - 米ホワイトハウスは11日、新型コロナウイルスワクチンの接種ペース加速に向け、配車サービスのウーバーやリフトと連携し、ワクチン接種に向かう人の乗車料金を支援すると発表した。

ウーバーは、同社が料金を負担すると明らかにした。同社はすでに、昨年3月、12月にも同様の無料および割引サービスを提供している。リフトは全額ではないものの、片道15ドルを負担するとした。

また、ホワイトハウスによると、ワクチン接種拡大に向け、コミュニティーカレッジ(日本の短大に相当)にワクチン接種所を設置する。

バイデン大統領は11日、州知事の超党派グループと会合し、ワクチン接種拡大に向けた措置について協議する。

バイデン大統領は、独立記念日の7月4日までに、国内成人の7割に最低1回の新型コロナウイルスワクチン接種を行うとともに、1億6000万人のワクチン接種完了を目指している。