[上海 11日 ロイター] - 中国政府系シンクタンク、中国情報通信研究院(CAICT)は11日、4月の国内スマートフォン出荷台数が前年比33.9%減の2697万台と発表した。スマホ業界は新型コロナウイルスのパンデミック前の水準を回復したが、今年みられていた増加基調が途切れた。

昨年4月は4080万台。今年3月は3550万台だった。

前年比で減少したのは、昨年4月には新型コロナ流行が落ち着き、スマホ出荷が急増したことが一因。しかし台数は2019年4月の3480万台も下回った。

スマホメーカーは現在、世界的な半導体不足という問題に直面している。