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通貨の価値は「慣性質量」によって決まる。それはCBDC(中央銀行デジタル通貨)になっても変わらないでしょう。
しかし、暗号資産は別物。投機商品の価値は熱狂によって決まります。虚構経済が実体経済を蝕んでいるように感じる今日この頃です。
注目のコメント
本書、読んでみたいと思います。
経済学は外務専門職試験のときに半ば無理矢理にという気持ちでやりましたが、今振り返ると、やっておいてよかったの一言。試験直前になってその面白さがやっとわかり、問題も楽に解けるようになりました。20年以上も前に受けた試験にも関わらず、たまに出身大学の学生から体験談を聞かれることがありますが、好きな科目ばかりせずに、経済学は早めに優先的に取り組んだほうがよい、と言っています。どうしてもやった分だけ成果が出たと感じやすい、また一定の馴染みのある憲法や国際法にウエイトを置きがちですが、経済学をおろそかにして残念ながら合格には届かなかったという事例を随分見てきました。
統計やデータをみる力も付きますので、社会人となった後に説得力のある資料を作成したり、会議のときにふわふわした議論にならずにすみます。
最近は経済学の基本や本質について、わかりやすく書かれた本が増えました。理解を深めるには専門書が必要ですが、入門としてわかりやすい本から入り、専門書を読んだ後に戻ってくると、その意味が一段と理解できます。「経済学」と聞くだけで逃げたくなるのですが、ビットコインやアメリカでのインフレが懸念されているなど、経済問題に関して耳にしない日はありません。
なぜアメリカが貿易摩擦に陥ってしまうのか。なぜ巨大企業に富が集中してしまうのか。今週の10分読書では、身の回りの経済現象や歴史から「経済学」を学ぶことができます。資本主義という些か「古い」言葉は、近年、概ね10年毎に繰り返される経済危機の度に、実に否定的なニュアンスで蒸し返されるサイクルを描いています。
他方で、反意語的な概念として、かつては共産主義や社会主義があり、今だにそうしたフレーバーを持つ主張が、名前を変えて一部に支持されています。
資本主義や共産主義などという言葉はともかく、結局は、結果的に市場経済に代わる持続可能性が高い経済成長様式を、我々は見つけることが出来ていないと言うことなのだと思います。市場経済は万能ではありませんが、オルタナティブと考えられていた計画経済よりはマシだと言うことが、ソ連が率いた東側諸国からの実験で明らかになったことを、我々は忘れてはなりません。
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