「内村鑑三、最高だぜ!」孫泰蔵氏の心をつかんだ“結論”とは
日経ビジネス
3Picks
コメント
選択しているユーザー
「内村鑑三の言う「勇ましい高尚なる生涯こそ誰にでも残せる最大遺物」。私も本当にそうだと思っています。お金を稼ぐとか、事業を成功させるとか、立派なことをして偉くなる必要はない。ちゃんと生きることは、やろうと思えば誰にでもできます。しかも、人がちゃんと生きている姿は、周りの人に伝播(でんぱ)していきます。」
注目のコメント
"孫:僕は「共感」というキーワードに引かれました。アダム・スミスがこの本で一番言いたかったのは、人々の中にある共感だと思うんです。
「人に好かれたい」とか「人と共感したい」という思いは誰もが心の中に持っています。そして、多くの人とコミュニケーションを取ることで、共感の感情は磨かれていく。それが人々の間で磨かれていくと、共通して立ち上がってくる感覚があって、それこそが「公平な観察者」であり、その感覚に従うことが公益に資するのだ、と。そして、公平な観察者をきちんと立ち上がらせるためには、『国富論』で言っている自由な市場が必要である、ということなんだと思います。
堀内:まさに『国富論』と『道徳感情論』は車の両輪として捉えなければいけないと考えています。"