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インド型コロナ、世界的に懸念される変異株に指定 4番目=WHO

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    インド由来の変異ウイルスがVariant of Concernに指定されました。このウイルスは、オリジナルのウイルスから13の変異を獲得しており、そのうち、他のVariant of Concernが持つ「感染伝播のしやすさを高める」とされる変異などを共通して持っていることから、Variant of Concernの可能性が高いと初期から指摘をされていました。

    未査読の論文にはなりますが、それに加えて感染伝播をしやすくなっていることがモデル研究などの結果からも確認されました。

    このインド由来のウイルスはすでに日本でも確認されており、今後国内で拡大することも懸念されています。しかし、だからといって日本が現在のインドと同じ状態になるということを意味するわけではありません。

    重要なことは感染伝播はウイルスの特徴だけが決めるわけではないということです。人の行動も感染伝播のしやすさに大きく影響を与えます。すなわち、より多くの人が感染予防行動を遵守できれば、変異いかんにかかわらず、感染伝播を減らすことができます。


注目のコメント

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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    「英国型、南ア型、ブラジル型に続き4番目」 ン? 大元のウイルスを中国型、あるいは武漢型と呼ばなかったのに、他は国名で呼ぶのはなぜ?
    どうでもよことではありますが、まさかWHOなりメディアなりの中国への配慮の結果ではないのでしょうね・・・ 素人目にはなんだか不思議です(@@。


  • 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員

    以前、インドの克服すべき課題として、カースト制度を挙げたあるエコノミストがいました。

    他方、インド地域研究者の方からすれば、それは非常な暴論です。つまるところ、カースト制には一種の緩衝機能があり、故にそれがシステムとして維持されている側面を、先のエコノミストの見解は蔑ろにしたものだったからです。

    毒性が強い変異株が蔓延しながら、彼らにとっては聖なるガンジス川に沐浴しようとする一見すると不合理なその様に、ある意味での人間の、そして社会の凄まじさを感じる次第です。不衛生であるというような一面的な理解では、人間や社会の行動は理解出来ないと感じます。


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