10万円以下の送金、スマホで割安に 大手銀行が新会社
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送金に手数料がかかること自体があまりに古臭いビジネスモデルではないでしょうか?
私はシンガポールに住んでいた時DBSという銀行を使っていたけれど、海外送金も国内送金も公共料金の支払いもATM使用も、5年間でただの一度も「手数料」を取られたことがありませんでした。
加えて今日、日本で自動車税をPayPayで支払ったら、自宅で納税通知のバーコードかざして確認のワンタッチで納税完了。手数料取られるどころか一般の支払いと同率のボーナスが返ってきた。
こういう現実を前に、送金手数料が「割安」とか言われても、根本的にずれてるとしか感じられません。
注目のコメント
少額送金機能(利便性第一、フリクションレスが良い)と預金機能(資産保全第一、絶対安全が良い)は求められるものも微妙に違うように思います。このため、一社で両方を提供のニーズを満たせなくても、これまでは使い分けてもらえば良かった。
しかし、両サービスの接続性が高いことは重要な価値。伝統的な預金機能では劣っていても、接続性の観点からは、電子マネー/ポイントを提供する会社の系列ネット銀行が伝統的銀行よりも優位にあるようなので、消費者はネット銀行に流れていってしまうかもしれません。
また、そもそも給与振込、売上入金、各所への支払いなどがどんどん電子マネー/ポイントに対応していくと、金融資産の保全場所がそもそも預金口座から電子マネー/ポイントに移行していってしまうのかもしれません(決してそれがベストだとは思いませんが)。
勝手な想像ですが、伝統的な銀行の危機感は上記のようなところにあるのかもしれません。少額の送金の手数料が下がるのはとてもうれしい。元銀行員ではあるのですが、5000円送金するのに数百円とられたら感情的に怒りたくなります。笑
あと、前にコメントしていたのですが、いくつかの地方の自治体に固定資産税を納める必要があって、去年までは自分と取引のない銀行やゆうちょの窓口に行かされることになって非常に面倒だったのですが、今年はPayPayなどの電子決済に対応してくれていました。この辺、いいことのないコロナ禍において、数少ないいいことでした。