2021/5/10
【3分解説】ANAとJALは「過去最大の赤字」から復活できるか
全日本空輸(ANA)を傘下に置くANAホールディングス、日本航空(JAL)の2020年度決算は、そろって大幅な減収減益となった。
新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けている日本の2大エアラインは、どう生き残るつもりなのか。
5月7日に出そろった最新の決算を3分でアップデートする。
INDEX
- 予想通りの「減収減益」
- 「貨物好調」でも喜べない
- 両社長が「ワクチン」に言及した
予想通りの「減収減益」
まず、売上高は、両社とも2019年度に比べて6割以上の落ち込みとなった。
- ANA:7287億円(63%減)
- JAL:4812億円(65%減)