英、17日から海外旅行を解禁 イングランド限定、隔離免除も
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イギリスはコロナ対応に出遅れたものの、スタンスをとった打ち手で挽回。
日本はワクチン出遅れを反省し、イギリスを見習うべき。
イギリスは最初ら的確に対応できたわけではありません。
ロックダウンの導入も遅れ、3月最初のロックダウンまでに大量の感染者を出した。
夏には外食奨励政策が負の影響をもたらし、秋以降の感染が再び急増。
しかし、有効な打ち手を打っていた。
研究開始が早かった。昨年1月からイギリスの科学者たちは新たなウイルスの研究を始めている。
政府は昨年4月にワクチンの開発・生産・供給を速やかに進めるための「ワクチン・タスクフォース」という部門を新設。ここが中心となって接種までの道筋を作った。
接種においてはボランティアの存在が大きい。国営の「国民保健サービス(NHS)」です。家庭医と病院体制を組み合わせるサービスで、診察料は無料。数万人規模のボランティアを募り、NHSの運営を助けた。接種場所は、家庭医がいるクリニック、病院、薬局、特設会場の他に市民会館、学校、教会など多岐にわたる。
日本のスピーディなワクチン接種を期待します。コロナに関して、結果的にイギリスは汚名挽回した政治のタフさには素直に脱帽です。
しかしながら、その結果だけ比較して日本政府がコケ下されるのには、100%同意出来ません。もしイギリスが日本程度の感染状況でも、あれだけワクチン接種に対して総動員出来たかは分からないと思います。
少なくとも、年末年始はイギリスでは、誰もが死と隣り合わせな感覚だったと聞いています。
日本はそこまで追い詰められていないから、そして、日本の医療体制は民間病院やクリニックを含めれば誰がみても何かしら余力があるだろうと感じるから、大なり小なり私達、もちろん、私も不満がある訳です。
ここに来て、日本政府、菅首相がなりふり構わずワクチン確保に必死なのはよく分かるし、昨年秋頃にはワクチン懐疑派がマジョリティだった日本の高齢者がワクチン接種に殺到しているのは、日本が茹でガエル状態から脱しつつあるというシグナルだと感じます。
後はワクチン接種の担い手が最大の課題です。
戦後を長く支えてくれた、遅れて追い詰められるとパワーを発揮する日本人の底力が残っていると信じたいです。
いずれにせよ、歴史の一部は確実にアングロ・サクソン人種のチャレンジャー精神が作っています。
→フランスのマクロン大統領は、アングロ・サクソンがワクチンを独占していると公に語っていて、正直びっくりしました
民族が持つDNAがこんなに強いと、人生で初めて悟った次第です。
追記
世界の外国人旅行者→インバウンドが多い国ランキングで、あんなに頑張って、ごはんは世界で一番美味しくて、物価が安くても、日本はまだイギリスに負けています。タイはかろうじてイギリスより上位。強い国だなぁ…と再認識。