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アメリカが提案したワクチン特許権の一時放棄について、フォンデアライエン委員長が記者会見で見解を示しています。特許の放棄よりワクチンの流通量を増やすことが先決だ、ということなのでしょうか

ワクチン特許放棄、EUも検討の用意 モデルナ「供給増えず」(Reuters、5月07日)
https://newspicks.com/news/5825110
米、コロナワクチン特許の放棄を支持 バイデン大統領が表明(Reuters、5月6日)
https://newspicks.com/news/5822379
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この主張の根底にあるのは、特許が放棄されても、原材料をアメリカのメーカーが独占的に持っている以上、それこそが貧しい国へのワクチン普及を阻止しているという現状認識だ。そもそも、特許が放棄されても、原材料や製造能力がなければ無意味だからである。なので、アメリカの言う特許の放棄は、結局のところ貧しい国へのワクチン普及には無意味で、むしろ現物を届けるべきだという主張である。
EUのこの呼びかけは、途上国へのワクチン供給遅れが深刻な問題になりつつあることの反映です。ワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAX」は3月の時点で「5月末までに142カ国に2億3700万回分を配布する計画」を公表していましたが、昨日現在の供給は5400万回分。インドの感染爆発で、インド製ワクチンのCOVAXへの供給が想定を下回っていることも影響しているようです。
これは合理的な意見。特許権を放棄してもワクチンの生産量は増えない。むしろ先進国で買い上げ確約をして生産量を増やしてもらい、それを無償で途上国に援助するのが効果的。