池江璃花子のSNSに五輪辞退求める投稿　本人が明かす「とても苦しいです」【全文】

池江選手がこのコメントを出すことがどれだけ勇気がいったことか。それだけで心が苦しくなります。オリンピックについては賛否あるのは当然だと思いますが、関係者が多く、いろいろな気持ちを持っていることを改めて考えさせられる投稿です。

日本人は自分が発する言葉がどんな
影響が与えるかも分からなったか。。。

いや、元々一定数いた人間がSNSなどの
進化により炙り出されるようになったか。。。

どちらにせよ寂しい。。。
頑張る人を傷付ける言葉はあってはならない。

選手に辞退を求めることには決して賛同できませんが、日本代表選手には社会的責任が伴うので、時にはこういうコメントを受けることも覚悟しなければなりません。

とは言えこの環境に置かれるのは酷です。しかも20歳で…。きちんとレスポンスをした対応は素晴らしいと思います。

これよりも彼女のInstagramのストーリー後半を見たほうがいいと思いますよ。等身大の彼女の言葉が少しだけ綴られています。


ただでさえ分断が叫ばれる中、まだ人を傷つけるのか。嫌な世の中だ。

二十歳の子にこういうDMを送れる神経が分からない。。。

彼女の今までの苦労もそうだし、先行きが不透明で開催についても賛否両論が上がっている今、一番苦悩しているのは選手達本人ではないだろうか？

そういった想像力がないのかなぁ。。。

これを目標にやっているのだから、選手としては是が非でもやってほしいし、そこで自分の力を証明したいのは当たり前です。選手は胸を張って開催を熱望すればいい。問題なのはこのような状況にしてしまっている政治。

やることは決まっているのだから、何がなんでもやるといえばスッキリすると思います。うやむやにして最後に丸め込もうとするから面倒なことが起こるのです。

東京五輪の中止論が政権闘争化しています。東京都でいえば小池知事vs宇都宮健児の構図に近づいているように見えます。政権闘争の前には論理も理性もなく文字通りの闘争です。腕力や武器を使う物理的な闘争をしない代わりに選挙制度がありますからどんな主張でも主張するのは自由です。が、それにしても卑怯なものは卑怯です。

池江選手は、「白血病を乗り越えた」のか？
再発リスクはないのか？

不安の真っ只中にいる選手は静かに見守ってあげたい。
池江選手も、無理にコメントしなくてよいと思うと思う。

オリパラについて、コメントすべきアスリートは他に山ほどいる。

毛利秀巳さんのコメント『我々凡人ができることは静かに見守るだけだよ』に完全同意。

でもどうしたら凡人が偉人にお門違いな書き込みをする悲劇を改善できるのか。黙って見ているしかないのかな。日本的な解決方法としては、「SNSリテラシー」「SNSのマナー」みたいなのを小学校の教科書に入れて、みんなで同調圧力で監視し合うようにするのかな。それはそれでディストピアな気がします。人間の営みって、いろいろ言い合って、いろいろ苦しいけれど、やっぱりそれを何とか乗り越えていくのかなと思います。

兎に角、池江璃花子さんからはたくさんの勇気をもらっていて、感謝のしようがないくらいです。だから結局はサイレントマジョリティになっちゃうけど、静かに見守りながらも、心の底から応援していきたいです。