大阪は百貨店など休業要請継続　京都、兵庫は土日のみ　緊急事態延長

　政府が緊急事態宣言の延長を決定したことを受け、対象区域の大阪、京都、兵庫3府県は7日、事業者への要請内容を決定した。大阪府が大型商業施設に引き続き休業を要請するのに対し、京都、兵庫両府県は平日に限り時短営業を認め、対応が分かれた。

　大阪府は宣言延長期間中の31日まで、百貨店など大型商業施設への休業要請を継続すると決めた。イベントについては開催規模や屋内外を問わず引き続き無観客開催を求める。

　府内では医療体制の危機的状況が続く。吉村洋文知事は「医療逼迫（ひっぱく）を考えると内容を緩めるべきではない」と語った。