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入管難民法の改正案について7日の採決が見送られてました。SNSでは反対の署名も時々見かけます。

死亡スリランカ人女性、CT画像に白い影 名古屋入管、不適切対応の疑い(毎日新聞、4月30日)
https://mainichi.jp/articles/20210430/k00/00m/040/065000c
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入管難民法、なんとか今日の採決は見送られました。
いったい何が問題だと言われてるのでしょうか。

この改正案のままでいった場合、影響を受ける外国人の中でも、難民申請者が最も恐れているのは、「3回目の難民認定申請が却下されたら、祖国への強制送還ができるようになる」ということ。

強制送還とは、帰国を望まない人を国家が強制的に送り返すこと。しかし「帰らない」ではなく、「帰れない」理由のある人たちがいます。帰れないから難民申請をする人たちが、帰らないから強制送還をするというのは、本末転倒になってしまいます。

2点目は、在留資格のない外国人に対し「監理人」の指導・監督下のもとで生活させる「監理措置」という制度が新設されるとのこと。しかし改正案が成立したとて、実際のところ、健康保険もない、就労許可もない状態で、収容施設から出されて(「仮放免」という在留資格がない状態)いったいどうしろと…

働いてはいけない上に、病気になっても病院にも行けない。それを「監理」するのが、支援者や友人の役割となるそうです。対象者の日常生活を監視・報告する義務を負うことに。市民が市民を監視し国に報告する仕組みが収容施設の外に作られる、それは「収容されているよりマシだね」と単純に喜べるものではありません。

世界を見渡しながら、難民として認定されるべき人を適切な仕組みと機関によって認定できる制度に是正してゆくことが必要です。かなり詳細まで議論されて提出された野党の対案などを土台に議論を重ねていく必要があります。

◎論点周りを書きました
https://note.com/jess/n/n0c814906646f
この国はこんなに閉鎖的で本当に良いのか?難民受入で人口減少に歯止めがかかるわけではないが、人口減少の明確な戦略もなく、多様性も受け入れる許容度もない。島国の文化として致し方ないのだろうか?