[上海 7日 ロイター] - 上海証券報は7日、中国当局が国内の資産運用会社6社に対し、香港株式市場のハンセンテクノロジー株指数に連動するETF(上場投資信託)を初めて承認したと報じた。

同指数は香港市場に上場する大手テクノロジー企業30社で構成され、電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング、ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、半導体メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)などが含まれる。

香港の資産運用会社CSOPアセット・マネジメントは昨年8月、ハンセンテクノロジー指数に連動するETFを初めて立ち上げた。

華泰柏瑞基金管理はCSOPと共に同様のETFの販売を計画しており、中国本土の投資家は香港に上場する中国の「ニューエコノミー銘柄」への投資が可能になるとした。