【人事DX新時代】経験と勘に頼る人事は、もう終わりにしよう
コメント
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実際にある事象としてとても頷けるものでした。
確かに仕事の現場ではロジックに基づいて判断もありますが、
いろんな価値観がある中ですり合わせしながら合意形成をしていることは多いと感じます。
それ自体がダメなのでは無く、
俗人的な印象やその瞬間の意図では無く、
「ファクトベース」で「連続性・継続性」があり、
「明確な判断基準」に基づいた判断が無いと行き当たりばったりにみえてしまう?、ことが課題。
比較分析、推移分析ができるように、
日々の業務から得た学びや経験を、データに蓄積すること、
アウトプットしやすいように整えること必要ですね。
データといっても、1次、2次、3次、、とたくさん種類もありますので、
言うが易しな側面もありますが、、
>日本企業がこれまで得意としてきたのは、「擦り合わせ」なんですよ。
標準化されていないものを擦り合わせして、関係部署が互いに調整しながら良いものを作っていくやり方です。その環境の中では、人事部が人材を計画的にローテーションさせて幅広い経験をさせ、調整型の人間をたくさん作ることが適していました。
注目のコメント
評価・配置を中心に、属人的(というか、評価基準が曖昧)に行われてきた人事施策に、客観的なデータを活用する、という流れは有効な部分が大きいのだと思います。
一方で、この種の「データ×AIを採用・評価・最適配置・離職防止に活用する」というものを提案してきた立場から、個人的には一周まわって、もう一工夫出来ないかな、と考えているのが現状です。
本記事にもあるように、「感情を持った人間をデータで分析するという考え方に、抵抗を覚える人もいそうです」という点で、「抵抗を覚える」という感情面のみならず、データや数値で語れる部分と、その企業の成功要因がどれくらい合致するのかしら、とも思うわけです。
・会社の成長に必要なcapabilityをどこまで指標化出来るのか
・それをどこまで人材関連の指標に落とし込めるのか
・会社の成長のみならず、個人の成長やwell-beingも踏まえた働き方をどう考えるのか
等、言うは易しだなぁ、というのが最近考えていることです。
もちろん以下のような使われ方も良いと思うのですが、「自分のキャリアを決める」ためにデータを活用もしてみたいでしょうし、どうも「鶏が先か、卵が先か」な感じがしてしまいます…
>私は人材マネジメントを100%データに依拠するのではなく、データを活用した上で、本人の希望をきちんと聞くことが重要だと思います。
>自分で自分のキャリアを決める仕組みがあった上で、最終決定の参考としてデータに基づくアルゴリズムを用いる。社員にイニシアチブを与えるような使い方だと、納得感が得られやすいのではないでしょうか
個人的に次のチャレンジは、「人事領域のデータ×AI」と「事業の成長に関するKPIの分析」「well-beingなどの定性部分の科学的な指標化」の統合をやってみたい。コロナによりジョブ型がさらに加速化され、そもそも人事部に自身のキャリアパスを委ねる時代ではなくなっていると感じます。
アメリカ企業に比べて、日本企業は明らかに人事部が担う役割や重要性はもっと高くあるべきで、多くの伸びしろがあります。企業成長のため一番大切なのは、しっかりした人事体制と人事に対する透明性です。日本文化の名残りもあるでしょうが、フィードバックカルチャーがあまり根付いていないのも、逆に社員の成長を妨げています。
会社の一番の財産は、人です。一人ひとりの可能性を引き出すのは、人事の醍醐味であり、経営陣と対等にあるべきです。「あなたの会社の人事には、科学的根拠がありますか?」そう聞かれて、自信を持って頷ける会社は、少ないのではないでしょうか。
採用から人事異動、人材育成から昇格まで、今まで属人的な経験と勘に頼る傾向にあった人事の仕事。ですがそんな人事にも、データ活用の波が押し寄せている。データ活用で人事はどう変わるのか、専門家のお二人に聞きました。
最初に人事にもデータ活用をと聞いたときは、定性的な要素ばかりの人事でどうやって...?と正直少し懐疑的でした。ですがお話を聞いていくうちに、これはどんな会社でも実現できるなと。部下を持つマネジメント層の方や経営者の方々にも、ぜひ読んでいただきたいです!