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どこでも栽培可能!?「農業イノベーション」
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かつて,日本から中国へのコンテナ輸出のうち,古紙は20%を占めていました.しかし,環境規制のため輸出が不可能になりました.しかしながら,ECなど梱包材としての需要にこたえきれないため,日本から直接段ボール原紙を輸入したり,周辺国で古紙を処理した段ボール原紙を輸入したりするようになっています.これが古紙価格の上昇要因となっているようです.

しかし,中国が古紙を輸入していたのは日本だけではなく,欧州や米国もそうでした.割と最近まで,米国から中国へ輸出されるコンテナ貨物の20%が古紙だったくらいです.こういった国から出た古紙が原紙となって中国や東南アジアに流れていくと,日本から輸出される古紙の価格にも影響することになります.

中国が古紙輸入を環境規制で禁止したとき,輸出国,周辺国での加工が進むようになるという展開が予想されていましたが,その通りに事態が進んでいます.
段ボールの需要について、昨年はEC需要などが増加したと思われる一方で、工場や飲食・小売などBtoB利用が減ったと思われ、全体の需要では-5%だった(下記)。
在庫率が低下して価格も上がるというのは需給がタイトになっている証拠。経済活動の活発化で古紙もより多く出てくるだろうが、回復サイクルに入ってきている印象。
https://newspicks.com/news/5551957