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【熟読】ビジネスパーソンが知っておきたい「哲学の話」

NewsPicks編集部
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  • NHK 番組ディレクター

    近内さんの「世界は贈与で出来ている」を数ヶ月前に読みました。
    この本もまさに、現代社会のあり方や自身の振る舞いを紐解く、新たな物差しを提示してくれるような本でした。すでにベストセラーですが、より多くの人に読んで欲しい本です。

    記事内でも要約されていますが、「贈与」とは見返りを求める「交換」とは違い、名乗ってはいけない・見返りを求めてはいけないものとして定義されています。(個人的には、クリスマスに子供に送る「サンタさんからの贈り物」のようなものという説明が腑に落ちました。)親が子供のためを思っての行動などもそうですが、献血なども贈与の一例として、挙げられています。

    もう一つ、「贈与」の特徴は、相手に確実に届くかどうかも分からない、というものです。(献血とかもそうですよね)。これは、私が勝手に考えた例ですが、ビジネスパーソン的に言うと、後輩の成長を願ってのアドバイスとかもそうではないかと。
    その時、すぐに理解してくれるかも分からないけど、それでも伝える。その時に「お前のためを思って言ってるんだからな」とか、押し付け始めると、その行為は「贈与」から、自身へのリスペクトや感謝なりを求める「交換」に変質してしまいかねないようなものかもしれません。でも、そもそも、自分自身も様々な先輩から「贈与」を受け取っているはず、という視点に立てば、自身のアドバイスが相手にとって受け止められなくても、いつか受け止められるものかもしれないし、それはそれでいいのかとも思えるようになるかもしれません。

    そんなことを考えさせられ、自分の行動を見直すきっかけになり、胸のつかえがおりるような本でした。
    是非、多くの人に読んで欲しい本です。


注目のコメント

  • 知窓学舎 講師

    哲学という営みは、人類史においてインフラのような存在であった。
    哲学は、あったらうれしいものではなく、無かったら困るものなのです。
    なぜなら、僕らの脳は「ズレ」ているからです。
    環境と調和する動物たち。それに対して人間は、環境(=文明)を自ら変更するようになってしまった。脳は器質的には数万年前から大きく変わらないにもかかわらず。
    人間は環境との調和から「はぐれてしまった存在」なのです。
    はぐれ者であるがゆえに、僕らは哲学を必要とした。
    そんなお話をしました。

    ちなみに、『世界は贈与でできている』の担当編集者さん「これまでで一番のインタビューだ」と言っていました。笑
    みなさま、よろしければぜひお読みください。


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    NCB Lab. 代表

    脳はすでにキャパシティを超えているため、時代のスピードに対応できなくなっている。自分で考えなくなった人が多いのはそのため。なるほど、そういう面はありますね。

    なぜ、という疑問や好奇心を持つことを忘れてしまっています。赤ちゃんや子供にかえってなぜを追求する習慣づけが必要ですね。

    子どもはみんな哲学者です。大人はその解を押し付けるのではなく、見つける方法をしっかりと教えることが大事です。


  • badge
    AI Venture - AI Brain Explorer

    "人間が苦悩するのは当然なんです。文明という「環境」と僕らの身体である「脳」が根本的にズレているのです。僕らの脳は7万年くらい変わっていないということです。"

    人間には認知能力の限界がありますが、それが原因で悩むというより、悩まずに判断する能力を獲得しています。それが「認知科学」で明らかになった、認知バイアスです。(バイアスとしてデメリットが強調されがちですが、本来は認知コストを下げるメリットがあります)

    哲学は歴史とセットで学ぶことを推奨されてますが、そこに認知科学も加えたいです。哲学は、「過去」の偉人による人間性の探究であり歴史と相性が良いですが、「現在」の賢人による人間性の探究である認知科学と比較すると、より視野が広まるかと。


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