【直撃】スシロー元COOが始めた、「食のM&A」ビジネス
「承継した会社は売らない。食品加工会社からレストランまでそろえ、シナジーを生み出していく」(加藤社長)
- 「後継者不足」はビジネスになる
- ゼンショーが大きくなれた理由
- M&Aの成否を左右する「100日プラン」
- 「生産性向上」とは何なのか
- 「価値の源泉」を見極める
「承継した会社は売らない。食品加工会社からレストランまでそろえ、シナジーを生み出していく」(加藤社長)
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「後継者がいない売上高10億円以下の会社を事業承継して、食ビジネスのポートフォリオを組む」という新会社を取材しました。ゼンショーやスシローの経営で培ったという、M&Aのノウハウや生産性向上の取り組みがとても興味深かったです。
最近よくスシローを手がけた誰々という記事を目にしますが現役スシローとしては嬉しい限りですね(笑)
加藤さんだけではなく当社の元営業本部長も参画しています。
是非とも成功してもらいたいですね。
頑張ってください❗
プライベートエクイティとコンサルを融合した面白い取り組みですね。ファンドを立ち上げて投資家のお金を投下するのではなく自己資金なのでしょうか。ウォーレン・バフェット率いるバークシャーハサウェイもこのように小さい企業体の買収からはじまっているので化けるか楽しみですね。
その道のプロが集まり、バリューアップにフォーカス。業界が絞られていて日本特有の事業承継という課題に目をつけている。ゼンショーでのM&Aによる購買力アップの経験は確かに活きると思います。
課題があるとするとコスト削減に目が行きすぎている所かもしれません。原価3%はとても大きいものの、100日プランよりも前の買収検討段階で売上増が見込めるかが重要なポイントになっているはずです。駆け出しなので商流に流せば売上増が見込めるわけではないので、マーケティングにお金がかけられない事業規模が小さい状態で面白い仕掛けを打ち出すことができるか。この成長きっかけを作れるか否かの見極めが難しい。星のやのように資産を見て、本質的な魅力を見出し、それを一気に開花させる力が重要になってくるでしょう。
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