イスラエル首相が組閣断念 連立不調、下野の可能性も

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軍人を追悼する式典で演説するイスラエルのネタニヤフ首相=エルサレムで2021年4月14日、AP
軍人を追悼する式典で演説するイスラエルのネタニヤフ首相=エルサレムで2021年4月14日、AP

 イスラエルのネタニヤフ首相は4日、3月の総選挙を受けてリブリン大統領に指示されていた組閣を断念した。ネタニヤフ氏率いる右派政党リクードと他の右派、宗教勢力との連立が不調に終わったためで、リブリン氏は5日、中道政党イエシュアティドのラピド元財務相に改めて組閣を指示した。ラピド氏は右派、左派を含めた「大連立」を組む方針で、首相を通算15年務めたネタニヤフ氏が下野する可能性が出ている。

 ラピド氏には28日間の組閣期間が与えられるが、再び交渉がまとまらなければ、2019年4月から通算5度目となる総選挙が実施される可能性もある。

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