中国、労働節の連休の旅行件数がパンデミック前の水準上回る
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私も往復1800キロ走って北京から安徽省に行ってきた。どこに行っても人出一杯です。
たいていの人はマスクをしています。予防には気を緩んでいなかったです。
私の場合、ホテルで親戚と会ったりしていました。
人がいっぱい出ていたので感染するのではなく、国がきちんと隔離政策、すなわち病気にかかった人と平常の人とを隔離しないので感染を拡大していきます。
みんな健康の人なら出てもいいです。
中国では海外から帰ってきた人の中には感染者がいますが、日常社会にはいません。感染者はみんな病院に入れています。それ以上の感染はできなくなっています。
この点では中国はインド、日本とかなり異なります。中国で中間層も豊かになり、多くの方々が旅行に出掛けているのは、将来の日本のインバウンド需要にも明るい話ではあります。
が、アフターコロナの、中国本土からのインバウンドは、どうなるのだろう、複雑だなと思っています。
理由は以下です。
・ワクチン接種が大方完了した国同士
EUと米国のようにトラベルバブルで、旅行再開。
・抑え込んだ国同士
同じくトラベルバブルで旅行再開可能
・ワクチン接種完了国と、抑え込んだ国同士
ワクチン接種完了国も、コロナはゼロにはなっていないので、もし、抑え込んだ国で、ワクチン接種が進んでなければ、抑え込んだ国から旅行に来た人は、旅行前にワクチン接種必要性がありそうなのと、帰国した時に隔離が必要になってしまうのではないか?
今のままのシナリオでいくと、日本は『ワクチン接種完了国』に、いつかはなりまして、中国は『抑え込んだ国』になります。
14億人に、ワクチンを行き渡らせるのは大変です。
そして中国製ワクチンの有効性は、欧米製より低いとも言われています。
そうなると、日本ー中国の往来は今後、どうなっていくのでしょうか?今回は「渋滞が最も酷い労働節」と事前から言われていました。私も旅行に出かけましたが、想像を超える混み具合でした。
旅行件数が増え、観光収入が伸び悩んだという事は、一人当たりの支出が抑えられているということです。
私の知人に話を聞くと多くの富裕層は混雑する場所にはいかず、自宅や別荘などでゆっくり過ごすそうです。旅行客の多くが中間層と考えられますので、この層の消費が伸び悩んでいるとみることができるかと思います。
個人消費の回復は遅れており、今年の経済成長も投資、生産に頼らざるを得ない状況が続くと考えられます。