[エルサレム 5日 ロイター] - イスラエルのリブリン大統領は5日、反ネタニヤフ勢力で中道の「イェシュアティド」のラピド元財務相に組閣を指示した。ただ、連立交渉がまとまるかは見通せない。

リブリン氏は先月、3月の国会総選挙を受け、与党「リクード」を率いるネタニヤフ首相に組閣を指示していた。しかしネタニヤフ氏は期限までに交渉をまとめられず、組閣を断念した。

リブリン氏は、ラピド氏への組閣指示を発表したテレビ演説で、120人中56人の議員がラピド氏への支持を表明したと説明した。支持者は過半数に達しておらず、連立交渉の難航も予想される。

ラピド氏は声明で、左派・右派・中道の政権樹立を目指すとし、「われわれが互いに憎みあっていないことを示す」と表明した。

ラピド氏は4週間以内に連立交渉をまとめる必要がある。右派「イエミナ」のベネット元国防相と交互に首相を務める案も浮上している。

3月の選挙では、リクードが30議席を獲得し第1党となり、ラピド氏のイェシュアティドは17議席を獲得し第2党だった。

今回も連立交渉が不調に終われば、再度総選挙となる可能性がある。