「女優を追い込み、脱がす」昭和の映画制作にさらば 「ハラスメントなき芸術」白石和彌監督の挑戦
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注目のコメント
昭和平成の「マッチョ武勇伝」
パワハラセクハラは上に立つものの甲斐性的なものは確実にありました。
白石監督は同世代ですし、私もテレビ界という近い世界にもいたので共感性が高いのですが
私たち世代は、そういう武勇伝に憧れの念を持って、師事する先立にならってパワハラセクハラに与してきたという自覚がある人が少なくないと思います。
そうした過去からの決別をあえて宣言することに意味がある、というのが伝わってくるインタビューでした。古いやり方というのは、やってる方の自己満足でしかなくて、そのやり方で去る人も多くいるはず。そんな状況に目をつむり、生き残った人で古いやり方を崇めてきた、というのが現在の状況だろう。
そこに異を唱え、新しい真っ当なやり方を進めているのはいいこと。これはどの業界、どの組織でも起こりうること。古いやり方を維持する側に立つのか、変える側に立つのか。変える側に立ちたいものだ。