FBのトランプ凍結を支持 アカウント巡り第三者委
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Facebookの監督委員会について「第三者委員会」と報じられていますが(報じ方に問題があるわけではありません)、これはFacebook自身が設立した独立組織であり、コンテンツやアカウントに関するFacebook社の処分についてその是非を監査する機関です。これをSNS企業自身が置いていること自体、すごいことなのですが、なんとFacebookは監督委員会の下した決定に原則として服さなければなりません。この点もすごい。
今回の審査結果自体からは、アメリカ内外の有識者から構成される委員会の結論として少しずつアメリカの「言論の自由」も変容しつつあることが見て取れます。一方でつい先日、フロリダ州は、SNS企業が政治家のアカウントをバンすることを禁ずる(バンした企業に制裁金が課される)法案を可決しました。こうなると、FacebookやTwitterがトランプ前大統領に対して行ったような措置を今後取ることはフロリダ州では許されないということになるでしょう(確実に憲法訴訟になると思います)。
アメリカの言論の自由は、まだまだ揺れていますね。言論の自由の前提条件は何なのかを問う大きな一歩。
政府首脳じゃなくても事実に基づかない陰謀論垂れ流しアカウントは五万とあるわけで、「影響力がある」とはどういうことなのかも合わせて議論が必要な気がします。監督委員会はトランプ前大統領のアカウント凍結を支持すると声明。ただ無期限の凍結は「基準を欠いている」とも指摘し、6カ月以内に適切な罰則を決めるようFB側に再検討を求めた。
監督委員会メンバーは多様性に富んでいる
https://oversightboard.com/meet-the-board/
何が正しいかは決まっていないから、これは適切なプロセスだと思う