自民 教員養成の在り方を提言 免許更新講習見直しなど求める
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> 優秀な学生を対象に大学・大学院の5年間一貫で教員を養成するプログラム
これはかなり重要な観点だと思います。一般的に教育先進国と呼ばれるフィンランドでは、教師になるために大学院レベルの学歴が要求されます。ポイントは修士号を取ることではなく、ある1つのテーマについて研究するプロセスを経ることのほうだと思います。
つまり、「専門家としての教師」ということです。このあたりは、教育学者の佐藤学先生が述べていることを参考にすると、よりわかりやすく理解できると思います。https://www.keio-up.co.jp/kup/kyouiku/zuihitsu/z201012.html
注目のコメント
教員になる前に学ぶことも大切ですが、なった後に学び続けるほうがもっと大切。
ましてエドテックの進化も早いだろうから、今学んだことがずっと役に立つわけもありません。
だからこその教員免許更新なのかもしれませんが、少なくとも私が受けた講習はお金と時間をどぶに捨てただけでした。
それよりも企業が主催するセミナーとかのほうが、幅広い繋がりもできて全然いいです。そういうのをポイント化して、一定数満たせばそれでも代替可とすればいいのです。教員の学力的な能力の低下は進んでいるのは確かだと思うのでこの取り組みは一つのきっかけには良いと思います。
しかし、能力が高くても生徒や保護者とコミュニケーションが取れずうまくいかない教員やそもそもの労働環境の悪さで優秀な人材が確保できないという現実にも向き合うべき。
そして、現状の免許更新も激務の校務の中休みをとって自腹で更新させている状況にも改善の必要があります。
確かに自分の免許を自分のお金と時間を使って更新するのは当たり前かもしれませんが、実際に更新しないと職を失うというような脅迫じみた制度はいかがなものかと思います。