鷹・笠谷、中継ぎへの配置転換が決定 工藤監督が明言「しばらくは中の方で」

ソフトバンク・笠谷俊介(右)と話し込む工藤公康監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・笠谷俊介(右)と話し込む工藤公康監督【写真:福谷佑介】

4日の楽天戦で5回途中4失点で降板していた

 ソフトバンクの笠谷俊介投手が中継ぎに配置転換となることが5日、決まった。この日の楽天戦前に工藤公康監督が明言した。

 笠谷は4日の楽天戦に先発したが、5回途中4失点で降板。序盤は安定した投球を見せていたが、中盤に突如として崩れてノックアウトされた。今季は開幕ローテを掴み、初登板となった3月30日のオリックス戦(京セラドーム)で6回1失点で勝利投手になったが、その後は5回前後で崩れることが多く、5試合連続で白星がついていなかった。

 ここまで笠谷が火曜日に先発してきたが、11日のロッテ戦(PayPayドーム)には武田翔太投手が先発予定。5日のウエスタン・リーグ広島戦では東浜巨投手が先発して100球以上を投げる予定となっており、1軍復帰も間近となっている。

 9連戦が終わるタイミングでローテを再編し、笠谷は中継ぎに回ることになる。工藤監督は「彼自身が勝てない、長いイニング投げられないという思いになり過ぎてしまうのもマイナスなのかなというのがある。しばらくは中の方で、リフレッシュではないですけど、コントロールもいい感じになってきたらまた機会を与えてあげたいと思っています」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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