PCR検査の検体郵送 手順守られない場合は引き受けず 日本郵便

日本郵便は、PCR検査の検体が封筒に入れられるなど、決められた手順が守られていない場合は安全を確保できないとして、5月10日から郵送を引き受けないことを決めました。

PCR検査の検体の郵送について、日本郵便では利用者に対して検体を容器に入れる際にウイルスを感染しない状態にする「不活化」を行うことなどに加えて、容器を箱などで3重に包むことを求めています。

しかし検体の郵送が増える中、業者の指示などに従って封筒に入れて投かんされるケースもあるということです。

このため日本郵便では安全を確保できないとして、今月10日からは決められた手順が守られていない場合は、郵送を引き受けないことを決めました。

引き受けない検体は差出人に返還するということで、日本郵便では「利用者や社員の安全を確保するために必要な措置で理解してほしい」と話しています。