インド型変異ウイルスの正体と予防策 感染力は増強、ただし致死率は低下か
コメント
注目のコメント
「インドの変異ウイルスは、実は致死率が低い(ドイツのミュンヘン工科大学と東京大学のAI生命倫理研究コアの医療統計解析から)」
日本の専門家といわれてる人たちも、毎日テレビに出て小遣い稼ぎする暇あったらちゃんと本業でこういう情報出せば?少なくともいたずらに不安を煽るばかりのオオカミおじさんより、こっちの方がよっぽど有益。塩崎プロが以前言っておられた事
インドは平常時でも国内の死者数の把握はできていませんでした。そもそも人口も把握はできておらず、出生数の内、政府に把握されているのは84%と推計されています。
インド政府は、死者数も把握できておらず、平常時でもインドの死者の内、死因が把握されているのは8%程度と推計されていました。
したがって、現在でも、インドでは、新型コロナウィルスを原因とした死者数は、誰も把握していないはずです。
この点をどうやって処理したのかな?インド変異株の致死率が低下してるって仮説は間違いだと思う。少なくとも今の段階でそう言えるほどの根拠に乏しい。
なぜなら記事ではインドの致死率が低いことを主な理由にしていますが、インドはデータ上の致死率は変異株が流行する前からイギリスより低い【致死率:イギリス2.8%(5/2)、インド1.4%(12/10)】※医療体制や検査体制の違いもあって単純な比較はできないのですがおそらく人口構成が違うのは影響しているでしょう。少なくとも変異株の前から致死率に差があったことが重要です。
次に5/2にインドの致死率は1.1%まで低下し、12/10との差分で計算するとその間の致死率は0.7%まで低下するのですが、ここでも注意が必要です。なぜならインドは感染者が急増していて(*1)、死者は感染者から遅れて増える指標です。先進国でも死者の報告が1ヶ月遅れることはざらにあるので死者の数も少なく出ている可能性が高い。
*1ただし検査体制が追いついていない可能性が高く感染者数も低く出ているだろうと思う。差分に関しては統計的な結論を出すのは難しいと思う。