[4日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は4日、米国のインフレ率が向こう数カ月は上昇するものの、年末までに2.25%近辺で落ち着くとの見方を示すと同時に、上昇分のどの程度が将来的に継続するか見極めようとしていると表明した。

カプラン総裁は、物価上昇の背景にある供給網の阻害などの要因の解消に予想より時間がかかる可能性があるという見方が聞こえ始めているとし、「われわれは極めて慎重に見極めようとしている」と述べた。