日英外相が戦略対話、貿易・安全保障面での連携強化で一致

コメント

選択しているユーザー

• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2021年05月04日

  日本が日米同盟を強化しながら他の国との戦略対話をするときの相手国としては、まずオーストラリアが思い浮かぶ。すでに日豪関係は「準同盟関係」になっているから、次は英国との関係が課題になっていた。英国がアジア海域への英空母派遣を決断し、アジア地域へのコミットメントを強めたのは絶好のタイミングだった。新型コロナウイルスワクチン確保、経済安保、中国問題、北朝鮮問題などで難問山積の日本は、日英協力強化を急ぐときがきている。

注目のコメント

• 鈴木 一人

  東京大学 公共政策大学院教授

  ・2021年05月04日

  イギリスはBrexit後の戦略としてインド太平洋への関与を進めており、米英外相会談後の記者会見でもその点を強調していた。その意味で日本との関係強化は優先度が高く、CPTPPも含め、不可欠なパートナーとなっている。日本から見ても日英関係はチャンス。
• 小谷 賢

  ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス（LSE, ロンドン大学） 客員研究員

  ・2021年05月04日

  昨年のジョンソン首相のシックス・アイズ発言からも、日本が期待されているのは伝わってくるが、経済安全保障一つとっても日本側は全く準備が整っていない。民間企業のクリアランス制度も導入できないようでは、ファイブ・アイズへの道のりはかなり遠そうだ。