(ブルームバーグ): 米携帯電話事業者ベライゾン・コミュニケーションズは、メディア部門を投資会社アポロ・グローバル・マネジメントに50億ドル(約5470億円)で売却する。かつて市場で支配的な地位を占めていたAOLやヤフーといったインターネットサービスのブランド資産を手放す。

ベライゾンの3日発表によれば、今年下半期(7-12月)の取引完了を見込んでおり、メディア部門の名称はその後、ヤフーとなる。同部門のグル・ゴウラッパン最高経営責任者(CEO)が引き続き事業を率いる。ベライゾンはメディア事業の株式10%を保持する。ブルームバーグ・ニュースは関係者の話を基に、こうした内容を事前に報じていた。

ベライゾン、メディア事業売却でアポロと合意に近づく-関係者

原題:Verizon Sells 90% of Media Division to Apollo for $5 billion(抜粋)

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