SPACは「キラー」とバフェット氏-アップル株売却「間違い」
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バークシャー・ハサウェイのバフェット氏は、元々中長期投資に主軸を持つイメージ。イスラエルの超硬工具メーカーのIMCグループなどがその典型。
イスラエルのスタートアップ文脈と絡めて見ると、国内スタートアップへ投資の8割以上は海外、2割程度が国内。高い海外依存度に引っ張られ、EXITの100件以上も9割以上は海外企業からのM&Aである。(2019年まで)
2020年は、コロナ禍で、この傾向が、大きく変わり、海外からの投資家、初期投資、M&Aする大型のプレーヤーがイスラエル国内に思うように入ってこれなかったため、IPOの流れが顕著になり、IPOが金額ベースで半分程度にまでなった。
2020年、イスラエル企業は国内証券取引所を含む、世界の資本市場(NASDAQ,NYSEなど)で121の資金調達取引を行い、新規資本市場取引で合計65億5000万ドルを調達、この数値は2019年の19億5000万ドルの約3倍。
2021年も、3分の1が経過し、IPOは25件(SPAC数件含む)はすでに2019年までの年間IPO件数にまで届きそうで、この傾向を引き継いでいる。世界一ワクチン接種が進んできたイスラエルであるが、今後「キラー」となりうるか、注視。投資の神様の比喩がなんとも微笑ましい。「しばらくは独自の現実を創り出すだろうが、いつ時計が12時を告げ、全てがカボチャとネズミに変わってしまうのかは誰にも分からない」と。ゆえに現在はベアな状況になっているようです。