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ANAの決算絡みで機材の話を書いてみました。
コロナ影響による事業規模縮小で、一旦機材を減らすということです。

ANAはJALと比べて長距離国際線機材である777-300ERが倍近くあり、今のように不稼働機が多い状態が続くとかなり負担です。そこで昨年から経年機を退役させてます。

これに加えて日米でファンブレードのトラブルが起きたPW4000エンジンを積んでいる777-200/-200ER/-300が運航停止になっているので、これらをいつ退役させるのかも興味深いところです。特に777-300は国内線で500人以上運べる唯一の機材です。
ANAの777でいま飛ばせるのは777-300ERと貨物機の777Fのみで、いずれもエンジンがGE90の機材です。

ANAは777-200/-200ERを787-10を中心に置き換える計画ですが、しばらく先なので判断が難しいと思います。

787-9でもある程度は置き替えられますが、国内線の需要がコロナ前の水準に戻るとしている今年度末以降は、このままPW4000問題が解決しないと機材繰りが難しくなりそうです。

JALは国内線機材の777-200と777-300がPW4000ですが、見切りをつけてこれらだけ3月末で全機退役済み。後継のA350-900が予定通り入ってきているので決断しやすかったというのもあるようです。
JALがいま飛ばしている777はGE90の777-200ERと777-300ERで、200ERは国際線から国内線に元々転用予定だったものです。
先日のANAの黒字見通しのPick(①)に、決算説明資料(②)見ていなかった(恥…短信だけだった)。稼働率見通しもあったので、もう一度コメント。
スライド8にあるが、年間平均で国内線は旅客数でコロナ前に対して80%、国際線は30%。①でコメントしたように、国際線も一定回復する想定。国内線は相対的に一番良かったQ3でもYoY-60%ほど(スライド25)。それが2021年度はQ2から2019年対比で-15%に戻る想定。国際線は2020年度は2Q20%、3Qは45%、4Q50%。
結果としてスライド39の増減益要因を見ると、国内線で3368億円、国際線で1962億円の増益要因を見る。本記事にある機材削減含め、固定費は対2019年で3000億円削減計画(スライド10、2020年は1700億円削減済み、それが通期で寄与する部分もあろう)で、それら含んで国内線・国際線の増益要因となっているのだと思う。
ただ、現実としては結構厳しいように思う。ではなぜこういう計画になっているのかという点で、③のTweetが印象的で、確かに繰延税金資産が約2200億円ある。④は繰延税金資産の回収可能性についてのKPMGの記事で、1年ほど前のものだがコロナへの言及もある。「近い将来に経営環境に著しい変化が見込まれない」「臨時的な要因」がポイントで、現時点で回収可能性について説明をするためにこういう前提になっている?一方で、その前提の根拠は、ワクチンが国内外で普及して、また個人だけでなくビジネスについても出張なども一定戻るというものだと思うが妥当性はどうだろう。コロナ後になっていない現在はまだ判断できないから、一定戻るという前提を置いても否定はできない感じか。
https://newspicks.com/news/5811267
https://www.ana.co.jp/group/investors/data/kessan/pdf/2021_04_1.pdf
https://twitter.com/remyxx/status/1388375102761308165?s=20
https://home.kpmg/jp/ja/home/insights/2020/04/jk-accounting-covid19-20200501-1.htm
ANAホールディングス株式会社(エイエヌエイホールディングス、英語: ANA HOLDINGS INC.、略称: ANAHD)は、東京都港区に所在する日本の会社で、航空輸送事業を主力とするANAグループの持株会社である。 ウィキペディア
時価総額
1.31 兆円

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