[北京 1日 ロイター] - 中国の民間不動産調査大手チャイナ・インデックス・アカデミー(中国指数研究院)によると、4月の国内100都市の新築住宅価格は前月比0.23%上昇した。前月は0.2%上昇だった。

東部と南部沿岸沿いの中規模都市(2級・3級都市)での需要が好調だが、北京や上海など10の大都市は規制の影響でわずかに冷え込んだ。

チャイナ・インデックスのディレクターは「長江デルタや珠江デルタの中核都市で規制が強化された。住宅需要は近辺の人口が多く産業も盛んな3級・4級都市に流れている」と指摘した。

中古住宅価格の伸び率は前月比0.5%、3月は0.44%だった。