Spotifyが米国で有料ポッドキャスト開始、2年間クリエイターの取り分は100%
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Spotify も Twitter も C2C での課金を始めようとしているわけですが、クリエイターファーストを謳うと Apple / Google ストアの手数料や制限の多さが問題になります。両者がどうやってこの壁を乗り越えるのか注目して見ていますが、Spotify はストアでの購入を迂回させる作戦の模様。ストアの規約上ウェブサイトに遷移させるわけにはいかないので、ユーザー体験としては「聴きたい時にすぐに課金して聴けない」ことになり、一回体験が中断されます。そうするとクリエイターとしてはどうしても課金を獲得しづらくなりそうです。
ただ、Podcast って記事のように内容がプレビューできるものでもなく衝動的に課金しづらいものだとも思うので、あくまで Spotify のユーザー基盤を使って Podcast のリスナーを稼ぎ、その中に有料コンテンツがあることを認知させる、というところまでやれば十分なのかも。逆に Twitter などはテキスト主体なので、Apple / Google 上でスムーズに課金できる方が良さそう。SpotifyとAppleの収納代行課金の考え方にも言及がありますが、強いアプリがクリエイター向け手数料を無料にしだすと今までgoogleやappleが提供してきたスキームが変わってきますので今後注視していきたいですね。
ポッドキャストは個人的にも利用しています。課金できるようになるとますます優良なコンテンツが増えると思うので、利用者としては大歓迎です。Spotifyがポッドキャストの有料サブスクリプションを正式に開始。
日本は音声メディアに対する需要が伸びつつあるが、有料課金によるサービスは根付いていない。
音声クリエイターが生まれていない事も事実だが、日本におけるSpotifyの目下課題はクリエイターの育成。