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父親が子育てに必ず参加しなければいけないとは思わない

父親育児のnoteを書いていると、父親が育児参加すべきだと考えているのかと思われているかと思いますが、絶対に参加するべきだとは考えておりません。今回は自分がなぜそう考えるかを書きたいと思います。

子供に愛情を注げるのは恵まれているから

理想を言えば全ての親が育児には参加すべきだと思います。
ただ現実は難しく、異論はあるかと思いますが親の環境によって状況は異なると考えます。自分も含め子供に愛情を注げることができるのは自分が恵まれているからだと強く実感します。
自分が恵まれているものとしては

・子供や両親を含め家族みなが健康である
・自分地震がが親に愛情を注いでもらった
・自由な働き方ができる環境にある
・保育園に入れた
・職場や家族の理解がある

もちろん困難な状況でも子育ての時間を取る人はいますが、多くの人は環境に左右されるのではないでしょうか。

人にはそれぞれ事情がある

山口智子さんの「親になりたくない」のインタビューが一時期話題になりましたが、自分の身近にも結婚や子育てにイメージが湧かない人がいます。

そして結婚し親になってみたものの、家族との接し方がわからない人も多くいるはず。
特に子育ては、ほとんどの人にとってはじめての体験です。
自分も手探りだし完璧にできているとは言い難い。
そんな中で、それぞれの事情を考えず一律子育てを親に押し付けるのはデメリットしかない。

悲劇を産む、親のみが子供を育てるべきとの考え方

親のみが子供を育てるべきとの考え方が様々な悲劇を産んでいると思います。
正論を言えば、親は子を愛して育てるべきかもしれない。
でも子育てに限らず、世の中全てが理想通りであれば犯罪も戦争もないはずです。
子供に関する悲惨なニュースを見ていると、毎回親以外の人ももっと関わっていたらと思う。
自分ももし健康でなかったら、もし柔軟な働き方ができなかったらと想像すると怖くなる。
父親が絶対に子育てしなければいけないとは、絶対に言わないようにしたい。もちろん母親も同じで、父親以上に子育てしなければならないという考え方に苦しめられていると思う。子育ては親だけでなく社会で行うべきだと思います。一番守らなければいけないのは子供であり、それを親のみに依存してしまうのは危険です。


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