英「密でダンス」陰性3千人実験 安全性調べる政府の試み
コメント
選択しているユーザー
実証実験を積み上げて前に進もうとする姿勢は見習いたく、また、こうした実験を後押しできる国民性を羨ましいとは
思いますが、
一方で、
記事の文言からは、この実験がワクチンの効果検証に関わるとは読み取れず、何を実証できるのか、というのには疑問が残ります。
「陰性を確認した3000人」とありますが、それがワクチンを接種した3000人なのか、接種の有無は関係ないのかで、意味合いが随分変わるように思います。
この1回の実験を元に安全性をアピールしたり、逆に怖がったりというのは非科学的なアプローチであるように思うので、そこはうまくデザインされているのでしょう。
誰も感染者がいなければ、何事もなく終わるのは当たり前ですが、
ワクチンの効果を検証するのであれば、感染者がいた状態でクラスターが発生するかどうかが重要だと思います。
ワクチンよりも「pcr陰性」の部分が強調をされているので、よくわからなくなってしまいました。
注目のコメント
ロンドン在住の友人達によると、小規模で色々なテストが試みられているようです。
毎日血液を採り、免疫力がどう変化するか?
→在宅ワークの人と出社している人の両方
出社している人は、マスクをしない人、公共の場ではマスクをする人も比較したりしているようです。
100人くらい従業員がいる会社がテストに参加しているそうです。
抗体がある間に、敵→コロナウイルスを知り尽くし、闘いに備えるべき!という考えを持っていますね。
発想がやはり違います。羨ましい限りです。科学リテラシ高いですね。「PCR陰性」前提で接触過多の大規模イベントを実施した時という設計。→成功すれば、PCR陰性をチェックすれば、ほとんどのイベントは開催してもいいよ、という出口が政府として示せる訳だ。
科学リテラシの本当に高い人は、新型コロナウイルスの感染拡大抑制にはどうしたら良いのか?ヒトの社会行動というものが複雑すぎて「科学的根拠」を出すことの難しさを否応に分かっている。つまり、このケースのような限定的でより設計された条件でデータを積み上げるのが一番「科学的根拠」に近い。というのをイギリス政府のブレインはよく分かっているように思える。
日本ではできそうにない。その通りの気がするが、では、日本人は目の前の安心のためならば、未来の安全や人生の豊かさを犠牲にできるという覚悟はできているだろうか?