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リーマンショックが2008年9月と年度半ばにあったことで、影響が2008年度と2009年度に分散されてしまったことで過去二番目となっていますね。
ただ、リーマン後の有効求人倍率は0.42倍まで下がったのに、今回のボトムは今のところ1.04倍ですので、少なくとも有効求人倍率ベースではリーマンの時よりはましだと思います。
前回の1974年は、1955年から18年間続いた日本の高度経済成長がオイルショックを境に終わりを告げ、低成長経済に移ることがはっきりした年です。短期決戦で終わると思われたコロナ禍が、医療体制は整わない、ワクチン接種も進まない、活動再開に進む国々を横目に緊急事態宣言が出てこれまで以上の活動制限が行われる、という形で長引いて、この調子だとコロナ禍が終わっても先行きに期待が持てない、という形で経営者の心が折れ始めたのでなければ良いですが・・・ コロナ禍以前の高い有効求人倍率を支えてきたのが回転の速いサービス業だっただけに気掛かりです (・・;
労働市場の変化はまだ始まったばかり。本番はこれから?大きな変革をしなければ、国全体がさらに停滞。若い人は自分で自分を守るために、力をつけて世界どこでもやっていけるようにするのがおすすめ。自分でできることをしっかりすることが大事。タイミングが悪かったなど、嘆いていても始まらない。
今だにリーマンショックという言葉を使っているのは日本のメディアだけですが、金融危機よりも定着してしまいましたね。リーマン・ブラザーズ出身としては辛い限りです。そんなことはさておき、求人はワクチン状況に連動するはずなので想定以上の下落です。なんとか持ち堪えてきた経済の実態が、三度目の緊急事態宣言で手を打たざる負えなくなったということでしょうか。

海外のワクチン後の反応を見ていると想定よりも早い回復が期待できます。ただ事業なのでそう簡単に辞めて再スタートとはいかないでしょう。
全業種の有効求人倍率が下落したリーマンショックの時と比較すると、企業の採用意欲は業界によって差がある印象です。成長力のあるスタートアップは優秀な人材の採用の好機と捉えて採用を積極化している企業もでてきています。
オイルショックの影響が続いた1974年度に次いで過去2番目の下落幅となりました。
【一般職業紹介状況(令和3年3月分及び令和2年度分)について】
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18223.html
有効求人倍率が1.10倍とはいえ、今回は業種によって大きく偏っていると考えられます。

当然のことながら、飲食や観光の求人は激減し、医療介護等の求人が増えているのではないかと推測されます。

ミスマッチが生じている分、リーマンショック後よりも厳しい就職状況ではないでしょうか?
求人内容からも、K字回復というのを強く感じる次第です。
厳しい数字が出てきたな