「米流通大手 VS Amazon」の構図を生んだ5年前のある大変革
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MCXというものを知らなかったので、今度調べてみよう。
規制はできた背景がある一方で、それによって制約がかかる企業とかからない企業が分かれると、当たり前だが差が広がる。金融関連規制(金融業種が金融街でできること、非金融業種が金融できること)あたりもこういう論点が多い。うーん。MCXが主因というのはどうなんでしょう。流通vs Amazonの構図はおもちゃ業界や百貨店、その他Amazonに単純に負け始めた事による急転落が原因だと思います。
2012年頃に私もNRF bigshowに行っていましたが、その時はDXという言葉はありませんでしたが、既に「ICチップをタグに埋め込まなければいけない」という危機感はありましたし、トイザらスの失敗( Amazonとパートナーを組んだが、後に破断しECは迷走)などもありました。
特におもちゃ屋さんは品揃えにおいて、メーカーはAmazonにも卸していたので ECと店舗で圧倒的に差がありました。その後 Amazonによる凄まじい値下げによりトイザらスが破綻します。その後も百貨店はどんどん追い込まれていき今に至りますが、日本よりもアメリカの方が流通の追い込まれ方はエグかったので、変革を促したのではないかと思います。共通連盟が加速をデジタル化の加速を止めていたのですね。アライアンスも横並びで競走意識が出ない点で問題があるか。
2点目のAmazonの脅威は日本も同じだと思いますが、受け入れてしまっている気もしますね。むしろAmazonに変わるのを受け入れている印象すらある。コロナの前に環境が整っていたのは大きいですよね。
国内でもリアル店舗を組み合わせたEC戦略に活路はあると思いますが、思ったより日本で進まないのはグローバル資本が強いのと、日系企業の経営層がデジタル戦略に疎い&ユーザーである日本人自体も変化を好まない=遅いからかな。日本は良くも悪くも平和に生活できてますから、現状満足が強いのでしょうね。