[28日 ロイター] - 米国株式市場は下落して取引を終了した。米連邦準備理事会(FRB)は27─28日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の据え置きと債券購入プログラムの月額購入額の維持を全会一致で決定。米経済の力強さは増しているとしたが、経済回復支援策を縮小する用意があるとの兆候は示さなかった。

FRBは経済状況の改善が示されているにもかかわらず、コロナ危機対応の緊急支援策の終了を検討する前に満たさなければならない一連の条件を変更しなかった。この条件は昨年12月に初めて示され、債券購入プログラム終了前の物価と雇用の目標達成に向けた「実質的な一段の進展」が含まれている。

ウィズダムツリーの債券戦略部門責任者、ケビン・フラナガン氏は「FRBは多くの不確実性が残っていることを強調した。このような状況下ではインフレは一過性であり、FRBは金融政策のペダルを踏み続けるだろう」と述べた。

S&P総合500種は一時買われ、取引時間中の最高値を更新する場面があった。パウエルFRB議長が記者会見で、経済支援策の縮小を議論する時期ではまだないと述べたことを受けた。

ホワイトハウス高官によると、バイデン米大統領は28日の施政方針演説で、子育てや教育に焦点を当てた1兆8000億ドルの支援計画を公表する。

個別銘柄では、米グーグルの持ち株会社アルファベットが2.9%高となり、終値での過去最高値を更新した。27日発表した第1・四半期決算は売上高が市場予想を上回り、純利益は2四半期連続で過去最高を更新した。500億ドルの自社株買い計画も発表した。

引け後の取引ではフェイスブックが約6%高。四半期売上高が市場予想を大幅に上回った。

米マイクロソフトが27日に発表した第3・四半期決算(3月31日まで)は、売上高が予想とほぼ一致し、利益が予想を上回った。ただ、一時的なプラス要因が業績を押し上げたことに懐疑的な見方が広がったことなどを受け株価は2.8%安となった。

米バイオ医薬品大手アムジェンは7.2%安。27日発表した第1・四半期決算は減収減益となった。薬価の下落や新型コロナウイルスのパンデミックに伴って診療所を訪れる患者が減ったことが響いた。

米航空機大手ボーイングは2.9%安。28日発表した第1・四半期決算で市場予想を上回る損失を計上した。

リフィニティブによると、S&P500構成銘柄全体の第1・四半期の1株利益は前年同期比39%増と見込まれている。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.44対1の比率で上回った。ナスダックでは1.25対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は95億株。直近20営業日の平均は99億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 33820.38 -164.55 -0.48 33860.4 33946. 33805.

6 60 56

前営業日終値 33984.93

ナスダック総合 14051.03 -39.19 -0.28 14082.7 14133. 14034.

8 65 70

前営業日終値 14090.22

S&P総合500種 4183.18 -3.54 -0.08 4185.14 4201.5 4181.7

3 8

前営業日終値 4186.72

ダウ輸送株20種 15287.43 -25.23 -0.16

ダウ公共株15種 902.76 -1.91 -0.21

フィラデルフィア半導体 3178.49 -47.12 -1.46

VIX指数 17.28 -0.28 -1.59

S&P一般消費財 1429.92 0.00 0.00

S&P素材 523.43 +1.11 +0.21

S&P工業 861.32 -2.31 -0.27

S&P主要消費財 705.87 +0.28 +0.04

S&P金融 596.94 +1.67 +0.28

S&P不動産 263.62 -0.90 -0.34

S&Pエネルギー 377.80 +12.23 +3.35

S&Pヘルスケア 1423.00 -4.98 -0.35

S&P通信サービス 252.91 +3.03 +1.21

S&P情報技術 2488.74 -24.19 -0.96

S&P公益事業 333.44 -0.50 -0.15

NYSE出来高 8.57億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 28955 - 95 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 28940 - 110 大阪比