【深層】SNS幹部を輩出した「ラボ」で、教えられていること
- テクノロジーで人を「説得」
- 行動を起こさせる「3要素」
- 卒業生が、インスタを創業
- 投資家も集まる、「金を生む」授業
- 人を「釘付け」にする功罪
- 「依存」させるデザイン
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マーケティングでもAIDMAなどいくつかモデルがありますが、このMAPも使えそう(似たもので企業変革のMotivation, Ability, Opportunityというモデルは学術誌で見たことがあります)。倫理の話は彼に限ったものでなく、ビジネス全般に言えることなのでややスケープゴートにされた印象を持ちました。
AIDMA
Attention(注意)
Interest(関心)
Desire(欲求)
Memory(記憶)
Action(行動)
インスタやFacebook、Twitter、YouTube…。ついアプリを開いてしまい、一度開けたらなかなか閉じられない。そのメカニズムやデザインの妙について調べていくうちに、スタンフォード大学のある研究室にたどり着きました。
「必要以上に人をスマホに釘付けにしてしまう」というこの現象は、テクノロジーそのものや誰か一人に責任があるというよりも、ビジネスモデルに起因するところが大きいように感じました。
スタートアップ界ではユーザーの伸びこそ正義とされ、そこに投資家からお金がつく。ユーザーの滞在時間を伸ばすほど広告収益も伸びる。
ここがそのままである限り、「人を釘付けにする」技術の追求に終わりはない気がします。こうしたビジネスに携わる人の思いと葛藤含めて、丁寧に取材していきたいと思います。
SNSに依存する人は、SNSがなければゲームとかお酒とか、また違う何かに依存する。その対象が時代ごとに変化してくるだけのことなので、それをデザインして依存させるSNSに対して批判するのはお門違いで、依存につながる心理的状態をうまく扱うことができるような教育を浸透させることのほうが本質的な解決なのでは。
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