にわかに進む「週休3日制」議論が空虚な“改革ごっこ”に陥りそうだと思うワケ
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>根本的な改革につなげるためには、国家戦略としてグランドデザインを描き、政府主導で新たな労働市場を創り出す覚悟で施策を実行することが必要
労働市場は産業や職種によって様々な事情を抱えるようになり、共通して規制するべきものは命と安全の最低ラインくらいになりました。筆者はグランドデザインの必要性を説きますが、政府に必要なのは多様さを許容する場を設けることくらいです。
労働市場に関してはそれぞれの組織が、自らのビジネス環境に合わせて自分達で考えていくしかありません。
いずれのキーワードも流行語として捉えているだけでは、かつて失敗した日本型成果主義と同じ道を歩むだけです。自分達のビジネス環境に合わせて優秀な人材を惹き付ける職場をデザインできるか、経営者と人事の本気が問われています。
政府の改革を待つのではなく、自分達から仕掛けていくくらいの覚悟がなければ、グローバルでもローカルでも労働者から選ばれずに負けていくだけです。
注目のコメント
「同一労働同一賃金」「ジョブ型」「男性育休」「週休3日制」といったキーワードを一過性の流行語で終わらせず、
とありますが、そうですね。
少なくとも国が決めることではないと思いながらも、投げかけて民間の人たちが議論に上げることが1番の意味だと思うので、このキーワードの中でも、週休3日制は(私の周りでは)それほど議論にあげられていないので、その点が改革ゴッコでいいんだけど、ゴッコにしても不完全かなぁと感じました